ガールズ＆パンツァー

浮世絵木版画 ガールズ＆パンツァー 最終章 大洗高名美人図 ダージリン

伝統工芸品である江戸木版画とアニメキャラクターのコラボレーションによる最新作は、『ガールズ＆パンツァー 最終章』のダージリンと大洗の街並みを題材にした作品です。

作画：貞方希久子
背景は、第一弾の『大洗美人姉妹図』と同様に戦車や磯前神社の鳥居など、ガルパンファンなら誰もが熱くなる要素が満載です。
キャラクターはダージリンを現代モダン風の着物姿で描き下ろしました。流行りのレースのインナーや手袋を身に着けさせ、上品に着物を着こなしつつ、おしゃれを楽しむダージリンのおませ感溢れる雰囲気を表現しています。


彫り：永井沙絵子
顔部分（特に目）の形が崩れないように注意しました。また、ダージリンの左側に描かれた桜は、ピンク4色の細かい彫りの重なりとなっているため、ずれないように彫るのに苦労しました。ねずみ系の色が多く使われていますが、微妙な色の違いがあり、色分けや重ね方を工夫するのが大変でした。


摺り：岡田拓也
原画はデジタルで制作された作品なので、浮世絵版画の絵の具では対応が難しい箇所もあり、調色に苦労しました。アウトラインの墨線は浮世絵版画では通常、最初に薄く摺るのですが、原画に近づけるため、特に摺りの順序にはこだわらず、また少々墨を濃くして摺り上げました。


和紙：越前生漉奉書紙
手漉き和紙の古来の技法を受け継ぎ、木材パルプなどを使用せずに100％楮だけを使用した日本の紙の原点ともいえるものです。300回もの摺り重ねに耐えうる丈夫さを誇り、広く国内外の版画家から支持されています。


＜ご注意＞
・職人が手作業で一つずつ制作するため、個体差がございますので、予めご了承ください。
・制作過程で色ずれや色むら、紙のヨレ等が発生することがございますが、これは木版画の特徴の一つでもありますので、独特の風合いとしてお楽しみください。
※画像・イラスト等は実際の商品と多少異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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